木桶職人復活プロジェクト
小豆島へ行った目的は、ヤマロク醤油さんの「木桶職人復活プロジェクト」に参加するため。
今回で僕が参加させてもらうのは3年目です。
※木桶職人復活プロジェクトとは
もともとはどこの酒蔵・醤油蔵・味噌蔵・お酢蔵・漬物蔵など、いろんなところで使われていた木桶。
でも、重さや大きさ、菌の管理の大変さや木なので劣化も進むなど、さまざまな理由でそのほとんどが木桶を使うのをやめてしまい、ステンレスやホーローやFRPのタンクに代わってしまいました。
木桶を使う業種の人たちが使わなくなれば、当然木桶職人さんも減るわけで、今や日本全国で大桶を作れるのは1か所だけ。
しかも後継者がおらず、そこも数年後には廃業の危機にさらされてるとのことです。
そこで、ヤマロク醤油の山本さんが地元の幼なじみの大工さんなど3人で、木桶職人さんのところに弟子入りして木桶づくりを学び、醤油屋がみずから木桶を作ってしまおうとされているんです。
プロジェクトは今年で4年目になるんですが、毎年全国から桶職人・醤油職人・酒蔵・こだわりの食品を扱っている小売店・料理人や料理研究家・メディアの人など、木桶というキーワードに惹かれて集まった人たちが一緒に木桶作りに参加している、とても熱いロマンにあふれたプロジェクトなんです!
つづく